超有名なブランド!ルイヴィトン
ブランドにあまり詳しくない人でも「L」と「V」が掛け合わさった、ルイヴィトンの名前は、一度はどこかで耳にしたことがある人も多いでしょう。洗練されたアイテムの数々は、長年にわたり世界のファッションをリードしてきました。
しかしルイヴィトンがどういう歴史を辿ったのかについては、意外と知られていない気がします。そこでルイヴィトンの歴史や意外な素顔についても、紹介してみます。
最初はトランク職人から
「ルイヴィトン」は、創業者の名前そのものです。創業者が生まれたのは、フランスの片田舎。14歳の頃にパリへ飛び出し、トランク職人の弟子になりました。当時の「トランク職人」は将来が約束されたほど、安定した職業。14歳の男の子がパリで独り立ちするには、もってこいの仕事です。
創業者はみるみる力をつけ、30代の頃に独立。トランク専門店を自ら立ち上げたのです。トランク専門店こそが、現在世界で名を轟かせている「ルイヴィトン」です。
時代を先読み
ルイヴィトンの特徴は、時代を先読みしている点にあるでしょう。創業当時は馬車の移動が一般的だったため、トランクは馬車専用の物が愛用されていました。しかし創業者は「これからは汽車の時代」と時代を先取りし、積み込みやすいように表面が平らになっている、トランクを開発。まっ平らなトランクは大ヒットとなり、国外からも注文が殺到したのでした。
ちなみに、現在では毎度おなじみのルイヴィトンのモノグラム。実は日本の家紋がモチーフになっていたのをご存じでしたでしょうか。日本と高級ブランドの意外な繋がりです。
ジュエリーにも力を入れている
ルイヴィトンはトランクだけでなく、ジュエリーにも力を入れています。さらには結婚指輪の取り扱いもあり、奇跡によって結ばれた2人を手厚く祝福してくれることでしょう。
中でも「ルイヴィトンらしさ」が際立っているのは、V字型の結婚指輪。V字型の結婚指輪そのものは、特段珍しいものではありません。しかしルイヴィトンの場合、他の指輪と比べるとVの切り込みが凄まじくなっています。