結婚指輪の値段!いくらかかるのか?

結婚指輪の値段は?

結婚指輪の値段は、いくらかかるのでしょうか。購入するのは、一生に一度のこと。大半以上は「生まれて初めての購入」になるので、想像もつかないでしょう。
答えは「指輪による」です。5万円前後と手軽な価格の指輪もあれば、数千万円かかる結婚指輪もございます。相場と言われるのは、25万円〜30万円前後。お世辞にも「安い」とは言えない、お値段です。

結婚指輪の値段が高い理由

結婚指輪の値段が、25万円〜30万円になっている根本的な原因は素材そのものです。結婚指輪の多くは、プラチナで作られています。プラチナは万能鉱物で、指輪以外にも精密機器などに使われています。毎日使用しているスマホやパソコンも、プラチナがなければ動きません。
しかし需要が高いプラチナであるにも関わらず、地球上で眠っているプラチナの数はごくわずか。需要に対して、供給は追いついていないのが現状です。近い将来、結婚指輪の値段はもっと上昇するでしょう。

結婚指輪を1つ売るだけでもお金がかかる

流通も関係しています。プラチナは日本で採掘されず、大半は輸入に頼りっきりです。プラチナを海外から輸入するだけでも、店にかかる負担は尋常ではありません。さらに完成した結婚指輪を店に届けるだけでも、膨大な手間と費用がかかります。
また結婚指輪を夫婦に届ける場所も、必要です。場所こそが店舗。店の運営にも、多少なりともお金はかかります。スタッフの雇用・光熱費・テナントの家賃等を含めると、とんでもない出費となるでしょう。

幸せは巡るもの

結婚指輪を販売しているとはいえ、イチ企業にかわりはありません。企業である以上は、利益を生み出さなければならないのです。結婚指輪を25万円〜30万円に設定しているのは、利益を生むため。
「利益を生むため」と聞くと、いい気分はしないでしょう。所詮は「お金」のためになるのかと。しかし店に利益が出なければ、結婚指輪をどんなに望んでも手に入ることはないでしょう。結婚指輪の値段が高くなるのは、確かにお店のためでもあります。しかし巡りに巡っていけば、将来結婚する夫婦のためにもなるのです。