左手薬指に結婚指輪!重要な意味とは

結婚指輪を左手につける理由は?

結婚指輪を左手にはめる理由は、覚悟にあります。「結婚指輪は左手薬指につける」というのは、既婚者はもちろん独身の間でも周知の事実です。今さら説明されるまでもないでしょう。
ではなぜ、左手に結婚指輪をつけるのでしょうか?答えられる人は、意外と少ない気がします。調べてみると、想像以上に壮大な話が潜んでいました。

心臓に繋がるもの

古代ギリシャ時代、左手薬指には心臓に繋がる血管が通っているとされていました。現代医学の観点から見ると、あまりにも突拍子もない話です。心臓に繋がっている血管は、体中に張り巡らされているからです。
心臓を医学的な観点で見るようになったのは、19世紀に入ってから。紀元前に置いても医学的に心臓を調べようと、試みた歴史はあります。しかし心臓は「足を踏み入れてはいけない領域」とされ、詳しく調べられることはありませんでした。だから「左手薬指に心臓に繋がる血管がある」と見る人がいても、何ら不思議ではありません。

永遠の契り

心臓に繋がる血管を縛るために用いられたアイテムこそが、結婚指輪だったのです。左手に結婚指輪をはめることにより、永遠の契りを意味します。古代時代における結婚は、個人間だけで済まされる話ではありません。家同士の発展に繋がる、非常に重要な儀式だったのです。
もちろん現代では、絶対にまかり通りません。家同士での結婚が発覚すれば、一大事です。そんな中でも左手に結婚指輪をする理由は、何となくです。「昔から続いているから左手に結婚指輪をつける」という方が、圧倒的多数となっています。思わず突っ込みたくなる回答になりますが。

実用性も関係あり?

左手に結婚指輪をつけるのは、実用性も考慮されているからともいわれています。右利きの方であれば、何かと右手で作業する機会が多くなります。もし右手に結婚指輪をつけたまま作業をすれば、指輪はすぐにダメになるでしょう。左手に結婚指輪をつければ、指輪にダメージが被ることはありません。
なお左利きの方であれば、右手に結婚指輪をつけるのもありです。国によっては「右手に結婚指輪」がセオリーになっています。