一生涯使う結婚指輪だからこそ
一度手にした結婚指輪は、最短でも70年は手元に置いておくものです。形あるものの宿命として、年月を経れば経るほど痛みが出てくるというもの。70年の年月を経れば、結婚指輪も自然と傷んできます。長く使うためにも、できるだけ頑丈な結婚指輪を選びたいものです。
しかし頑丈な結婚指輪だからとはいえ、安心できないのもまた事実。頑丈な結婚指輪を選ぶために抑えておきたいポイントについて、まとめます。
おすすめは鍛造の結婚指輪
頑丈な結婚指輪を選ぶのなら、おすすめは鍛造の指輪でしょう。鍛造とは、指輪製法の一種です。金属を叩いて形にして指輪を作るやり方で、仕上がりはとても頑丈。余程のことが無い限り、指輪が傷むこともないでしょう。
しかし鍛造の指輪を扱っている店は少なく、探すだけでも一苦労。多くは「ロストワックス製法」で、作られているからです。ロストワックス製法とは、型に溶かした金属を流し込んで作る方法を言います。海外の高級ブランドでもロストワックス製法が取り入れられており、緻密で芸術品とも呼べる指輪が多くなっています。しかし頑丈さの観点で言えば、どうしても鍛造に軍配が上がるでしょう。
素材にも注目
頑丈な結婚指輪を探しているのなら、素材にも注目です。特におすすめの素材としては、K18かpt900です。k18は18金のゴールドで、pt900はプラチナを指します。
高級ブランドの場合、k22かpt950といった素材が使われています。いずれも高純度を誇り、ゴールドはゴールド本来の輝き・プラチナはプラチナ本来の輝きが堪能できるのです。しかし耐久性が弱く、ちょっとしたことで傷ついてしまうのが難点です。でもk18やpt900であれば、k22・pt950と比べると頑丈に出来ているのが特徴。しかも値段も安めに設定されているので、お財布にも安心です。
頑丈であるがゆえのデメリット
頑丈な結婚指輪で気をつけたいのが、サイズ直しです。あまりにも頑丈すぎるがゆえに、サイズ直しに対応できない場合があります。
pt900やk18素材であれば問題はないものの、油断は大敵です。